だから私は変われないー変化を阻む「2つの壁」を乗り越える方法とは

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断捨離マインドに変える方法
「明日こそは早起きして、充実した一日を過ごそう!」

そう思い立っても、翌朝に起きる時間はいつもと対して変わりません。あの人のように断捨離をしたいと思っていても、実際は昨日の自分と特に変わっていません。

なぜでしょう?
なぜ私は、変われないのでしょうか?

そこには「慣れ」と「調和」にギュウギュウに縛られた、私の生活のライフスタイルがありました。

断捨離を実践していく上でも大きなテーマになる「慣れ」と「調和」。これを克服すれば、私は変わることができるのでしょうか?

早寝早起き・掃除・片づけ・選択・料理などなど・・・理想の習慣を言いだしたら本当キリがないほどに、たくさんやりたいことが溢れていきます。

しかし、変わりたいと思う気持ちとは裏腹に、なかなか今までの私から変化させることができません。何か新しいことをしようと思っても1か月後には元の生活に戻ってしまうことがしばしば。

断捨離とは程遠い生活のくり返し・・・

いったい、どうしてなのでしょう?

「慣れ」は私を老化させる

断捨離マインドに変える方法

1つは、「慣れ」です。慣れは、私が変化することを必死で食い止めようとします。

これは私たちの生存本能に根差した脳の習性で、本能的に生命の危機を感じさせるような「未知の領域」をひたすらに警戒し、私が新しいことに挑戦する意欲を削いでいます。

身近な例でいえば、新しい学校や職場に初めて向かう瞬間や初対面の人と話す瞬間などでしょう。「期待と不安」という言葉も表しているように「未知の領域」に脳が警戒している瞬間としてイメージすることができます。

一方で、未知の領域こそが私の脳を刺激し、その刺激がワクワク感にもつながってくるのです。しかし脳はそんな事はつゆしらず、なるべく慣れている環境に身体を預けられるように、緊張させてみたりやる気をなくさせたりするのです。

私の脳は、非常に臆病で引っ込み思案なのです。

この状態に従っていると、慣れた生活に浸かってしまいます。

毎朝同じ時間に起き、同じ道をたどって駅へ向かい、同じ人と同じ話をして、同じ道を帰ってゆく。

このような日常が続くと、生活がパターン化していきます。生活がパターン化していくと、そのパターンに慣れていきます。慣れると何も考えずに行動できるようになるので、次第に考えることを無意識でやめてしまいます。

するとどうなるでしょう?

私は、決まったことしかできなくなってしまいます。慣れるまでは、分からないからこそいろいろと考え、試行錯誤を重ねるので、辛いながらも刺激のある日々を送ることができます。しかし、慣れが始まった途端に毎日が同じような日々に感じ、毎日が「あっという間」に進んでいるように感じるのです。慣れが始まった時から「変化」から遠ざかっていきます。

だから私は、変われない。

「調和」という名の誘惑

断捨離マインドに変える方法

2つ目は「調和」です。調和は周りと一緒であることが大切であると錯覚させます。

「人気のメニューだから、このパスタにしよう!」、「これが今流行の○○か、私も試してみたいな~」といった思いは、すべて調和です。なぜなら、周りの人が食べているからこそ人気メニューなのであり、周りがみんなこぞって試しているからこそ流行が起こるのですから。

私は、気が付かないうちに「人気」や「流行」、「限定」といった言葉に踊らされます。

有名なレストランに行くと、決まって看板メニューを見てしまいます。そのメニューが苦手なウニを使った料理であっても、「何かおいしい理由があるに違いない」と自分を納得させて「好き」より「人気」を選択してしまう自分に気づかされます。

断捨離は、そのような大衆的な考え方からは遠い存在であるように感じます。「調和」を受け入れてしまうと、私自身が「A」を好きでも周りが「Bが好き」と言えばAになってしまうのです。

調和によって私は周りの人たちの中に所属している感覚を得られますが、私らしさは得られません。人気メニューを選ぶ私は、社会に調和している私なのです。

だから、私は変われない。

変わるためには?

「慣れ」と「調和」。自分の内側からも、外側からもうごめく2つの大きな渦に、どうしても私たちは巻き込まれてしまいがちです。

それが私たちにとっての心地よさであったとしても、断捨離を目指すうえで本当の心地よさなのかは、試してみないことには何も始まりません。

変わるためには、2つの渦の存在を知り、それぞれに対して対処していきましょう。

自分自身のことを理解し、周りのことも理解ができれば、状況に応じて「私らしい」生活を送ることができるはずです。

知らないままの状態では、「慣れ」と「調和」に流されてしまいます。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

(引用元:孫子『孫子・謀攻』)
考え方を変えるために、まず行動する

考え方や感じ方を変えるためには、行動することが第一です。

その理由は、私たちが行動を始めるまでの仕込み段階にあります。

何か出来事が起きてから結果が出るまで、私たちの中ではどのようなプロセスをたどっているのでしょうか?下の図にまとめてみました。

断捨離マインドに変える方法

何か出来事があった場合は、まず私たちの感情が動きます。特にスポーツやエンターテイメントなどでは、考えるよりも先に感動や笑いがあることからも、心の方が頭よりも早く動き出していることがわかります。

感情が動き出してからしばらくたつと、次に頭の中で意識・無意識的に思考をめぐらせます。たとえば、美味しいごはんを食べた瞬間に「美味しい!」と感情が湧きおこり、そのあとでじっくりを味を愉しむ感覚です。

そして、心→頭と辿ったのちに行動へ移ります。美味しいと感じ、味を愉しんでから「これ、美味しいね!」と話しかけるイメージです。

つまり、出来事が起きてから結果に至るまでは「心→頭→身体」の順番になっていることがお分かり頂けると思います。

ここに、考え方を変えるヒントがあります。

感情や思考はほぼ無意識的に行われるため、ここから変えることは非常に難しいです。しかしその代わり、行動は意識して変えることができるため、意識的に行動を変え続けることによって少しずつ考え方を変えることができるのです。

行動を変え続ければ、考え方に変化が生まれます。

考え方が変化すれば、感じ方に変化が生まれます。

感じ方が変化すれば、日々の習慣が変わります。

断捨離マインドに変える方法

あなたが「良くない」と思っていた習慣も、少しずつ行動を変化させていけば、次第に「良い」習慣に変わっていくのです。

更に言えば、変化させる行動は、最初は本当に些細なもので問題ありません。

断捨離をしようと思われたからと言って、その次に部屋のモノを半分にしようと意気込む必要はありません。

私自身も、新しく早起きの習慣を作ろうと思ってまず始めた行動は「アラームを15分早める」でした。それが次第に30分、1時間・・・と続き、今では日の出と共に目覚め、朝の静かなひと時を愉しめるようになりました。

「無意識な私」を意識する

行動を変えることと並行して、「無意識な瞬間」にアンテナを張ってみてください。

少し哲学的ですが、要するに知らず知らずの内に起こしている行動を振り返ってみることが、行動を変えるキッカケになるということです。

なぜなら、習慣とは基本的には意識をしなくても実践できることであって、良い習慣も悪い習慣も「考えずにできてしまう」からです。

例えば、あなたの「口ぐせ」に注目してみてください。それは心の声でも構いません。何か面倒な出来事が起こった時、どのような口ぐせを言っているかを少し意識してみてください。もしあなたのそばに友人やご家族がいらっしゃるなら、「私って、口ぐせみたいなもの使ってる?」と尋ねてみるといいでしょう。

断捨離マインドに変える方法

あなたの知らない一面が意識できるようになると、意識的に行動や口ぐせを変えることによって少しずつ考え方にも変化が生まれてくるのです。

また、身近な存在の話し方や過ごし方をマネしてみるのも1つの手でしょう。

あなたの周りにいる気さくな方は、普段どのような口ぐせを使っていますか?芯のある方は、何かを決めるときにどんな口ぐせを使っていますか?

まとめ

変わりたいと思っていても、一朝一夕には変わることができません。ましてや変わっている実感を得ることができるのは、ほんのひと時だけです。

しかし地道に行動を変え普段の過ごし方を意識するようにすることで、徐々に考え方に変化が生まれ習慣が変わります。

変わりたいと思った時、まず変えるべきは、日常のほんの一瞬で起こすあなたのアクションなのです。

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